◆中国語の漢字「簡体字」について(その1)

中国語といえば日本語と同じで漢字を文字とする言語ですが、
使われている漢字は日本語の漢字とは微妙に異なり、
大別すると2種類に分ける事ができます。
それが、「簡体字」と「繁体字」です。

簡体字」は旧字体(画数の多い漢字)を覚えやすいように簡略化した漢字で、
主に中国大陸で使用されています。
繁体字」は旧字体に相当した漢字で、台湾・香港などで使用されています。
中国政府は簡体字を正式な字体として認めている為、簡体字は広く普及しています。

その為、簡体字の読み書きができることが重要になるわけですが、
日本語の漢字と比べると大きく異なっていたり、
また、普通に見ただけでは見逃してしまうような小さな違いもあったりします。

そこで、このページでは該当する漢字のフォントサイズを極端に大きくして、
簡体字のどこが日本語の漢字と異なっているかを簡単に説明したいと思います。
尚、「簡体字」は背景色を赤色で、「日本語の漢字」は黄色で示します。

同系統の漢字をカテゴリー毎に分けて説明していますが、全ての漢字を扱っているわけではありません。
また、複数のカテゴリーに属する漢字については、関連項目として別のカテゴリーに飛ぶためのリンクを設定してあります。

▼微妙な違いについて

亠(なべぶた)」,「广(まだれ)」,「疒(やまいまだれ)」,
宀(うかんむり)」,「穴(あなかんむり)」,「方(ほうへん)」,
立(たつへん)」,「衤(ころもへん)」,「文(ぶんにょう)」,
」などを含む簡体字は日本語の漢字と比べると微妙に違います。
上記の要素を含む漢字を一文字ずつ以下に示します。

見て分かるとおり、日本語の漢字は天辺の縦棒が垂直になっていますが、
簡体字ではいずれも右斜めに傾きます。
どうでもいい違いではありますが、微妙な違いとして説明させて頂きました。
注意!上記の要素を含む漢字以外にも同様の変化をする漢字は存在します。

尚、違いが微妙な為(画数が変わる、漢字の一部が変化するわけではない)、
このカテゴリーへのリンクは設定していません。

▼「」を含む漢字について

廴(えんにょう)」を含む簡体字は日本語の漢字と比べると少し違います。
ここでは「」を例にして、どこが日本語の漢字と違うのかを説明します。
」は簡体字では「」と表記されます。
拡大すると以下のようになります。

さて、どこが日本語の漢字と違うか分かりますか?
多分、分からないと思います。
実は、漢字の見た目には変化はありません。
ですが、日本の漢字とは明らかに違いがあります。
その違いとは、画数です。
日本語の「」は「3画」ですが、簡体字の「」は「2画」になります。

この様に、「」を含む簡体字は見た目が全く同じでも総画数が異なります。
部首や総画数などでこれらの漢字を調べる時には注意して下さい。

▼「」を含む漢字について

阝(おおざと,こざと)」を含む簡体字は日本語の漢字と比べると少し違います。
ここでは「邑(おおざと)」では「」を、「阜(こざと)」では「」を例にして、
どこが日本語の漢字と違うのかを説明します。
」と「」は簡体字ではそれぞれ「」,「」と表記されます。
拡大すると以下のようになります。

さて、どこが日本語の漢字と違うか分かりますか?
多分、分からないと思います。
実は、漢字の見た目には変化はありません。
ですが、日本の漢字とは明らかに違いがあります。
その違いとは、画数です。
日本語の「」は「3画」ですが、簡体字の「」は「2画」になります。

この様に、「」を含む簡体字は見た目が全く同じでも総画数が異なります。
部首や総画数などでこれらの漢字を調べる時には注意して下さい。

」を含む簡体字の中で日本語の漢字とは大きく異なる漢字のいくつかを以下に示します。

▼「」を含む漢字について

礻(しめすへん)」を含む簡体字は日本語の漢字と比べると少し違います。
日本語の漢字では「」の場合と「」の場合が存在しますが、
簡体字では必ず「」になり、1画目が右斜めに傾きます。

この様に、「」を含む漢字は該当部分を上記の様に書き換えれば、簡体字になります。
以下に示す漢字は、左から順に「」,「」,「」の簡体字となります。

但し、一部例外があります。
例外に該当する漢字のいくつかを以下に示します。

以上の様に、必ずしも該当部分だけを書き換えればいいというわけではありません。

▼「」を含む漢字について

辶(しんにょう)」を含む簡体字は日本語の漢字と比べると少し違います。
日本語の漢字では「」の点が一つの漢字と二つの漢字が存在しますが、
簡体字の「」では、点は必ず一つになります。
以下に示す漢字は、左から順に「」,「」,「」の簡体字となります。

」を含む漢字の中で、日本語の漢字とは大きく異なる簡体字のいくつかを以下に示します。

▼「」を含む漢字について

氵(さんずい)」を含む漢字のいくつかは、簡体字では「冫(にすい)」に変わります。
該当する漢字のいくつかを以下に示します。

また、「」を含む漢字の中で、日本語の漢字とは大きく異なる簡体字のいくつかを以下に示します。

▼「」を含む漢字について

金偏」は簡体字では「」と表記されます。
拡大すると以下のようになります。

この様に、「金偏」の漢字は該当部分を上記の様に書き換えれば、簡体字になります。
以下に示す漢字は、左から順に「」,「」,「」の簡体字となります。

但し、一部例外があります。
例外に該当する漢字のいくつかを以下に示します。

以上の様に、必ずしも該当部分だけを書き換えればいいというわけではありません。
尚、「」の場合は変化せず、「」のままです。

▼「」を含む漢字について

食偏」は簡体字では「」と表記されます。
拡大すると以下のようになります。

また、「」,「」などのように「」が下側にくる漢字の場合には、

上記の様に「」の3画目が 右斜めに傾きます。

この様に、「食偏」の漢字は該当部分を上記の様に書き換えれば、簡体字になります。
以下に示す漢字は、左から順に「」,「」,「」,「」,「」の簡体字となります。

但し、一部例外があります。
例外に該当する漢字のいくつかを以下に示します。

以上の様に、必ずしも該当部分だけを書き換えればいいというわけではありません。

▼「」を含む漢字について

糸偏」は簡体字では「」と表記されます。
拡大すると以下のようになります。

また、「」,「」,「」などのように「」が下側にくる漢字の場合には、

上記の様に「」の下側を撥ねます。
尚、「」と似たような変化をする漢字として、以下のような漢字があります。

この様に、「糸偏」の漢字は該当部分を上記の様に書き換えれば、簡体字になります。
以下に示す漢字は、左から順に「」,「」,「」,「」,「」,「」の簡体字となります。

但し、一部例外があります。
例外に該当する漢字のいくつかを以下に示します。

线

以上の様に、必ずしも該当部分だけを書き換えればいいというわけではありません。

▼「」を含む漢字について

言偏」は、簡体字では「」と表記されます。
拡大すると以下のようになります。

また、「」,「」,「」などのように「」が下側にくる漢字の場合には、

上記の様に「」の1画目が 右斜めに傾きます。

この様に、「言偏」を含む漢字は該当部分を上記の様に書き換えれば、簡体字になります。
以下に示す漢字は、左から順に「」,「」,「」,「」,「」,「」の簡体字となります。

但し、一部例外があります。
例外に該当する漢字のいくつかを以下に示します。

以上の様に、必ずしも該当部分だけを書き換えればいいというわけではありません。

▼「」を含む漢字について

」は簡体字では「」と表記されます。
拡大すると以下のようになります。

この様に、「」を含む漢字は該当部分を上記の様に書き換えれば、簡体字になります。
以下に示す漢字は、左から順に「」,「」,「」の簡体字となります。

但し、一部例外があります。
例外に該当する漢字のいくつかを以下に示します。

以上の様に、必ずしも該当部分だけを書き換えればいいというわけではありません。

▼「」を含む漢字について

」は簡体字では「」と表記されます。
拡大すると以下のようになります。

この様に、「」を含む漢字は該当部分を上記の様に書き換えれば、簡体字になります。
以下に示す漢字は、左から順に「」,「」,「」の簡体字となります。

但し、一部例外があります。
例外に該当する漢字のいくつかを以下に示します。

以上の様に、必ずしも該当部分だけを書き換えればいいというわけではありません。

▼「」を含む漢字について

」は簡体字では「」と表記されます。
拡大すると以下のようになります。

さて、どこが日本語の漢字と違うか分かりますか?
多分、分かり辛いと思いますので、日本語の漢字も一緒に拡大してみます。

どうでしょう、分かりましたか?
良く見ると、簡体字は「9画」、日本語の漢字は「10画」になっていると思います。
この様に、「」を含む漢字は該当部分を上記の様に書き換えれば、簡体字になります。
以下に示す漢字は、左から順に「」,「」,「」の簡体字となります。

但し、一部例外があります。
例外に該当する漢字のいくつかを以下に示します。

以上の様に、必ずしも該当部分だけを書き換えればいいというわけではありません。

▼「」を含む漢字について

」は簡体字では「」と表記されます。
拡大すると以下のようになります。

この様に、「」を含む漢字は該当部分を上記の様に書き換えれば、簡体字になります。
以下に示す漢字は、左から順に「」,「」,「」の簡体字となります。

但し、一部例外があります。
例外に該当する漢字のいくつかを以下に示します。

以上の様に、必ずしも該当部分だけを書き換えればいいというわけではありません。

▼「」を含む漢字について

」は簡体字では「」と表記されます。
拡大すると以下のようになります。

この様に、「」を含む漢字は該当部分を上記の様に書き換えれば、簡体字になります。
以下に示す漢字は、左から順に「」,「」,「」の簡体字となります。

▼「」を含む漢字について

」は簡体字では「」と表記されます。
拡大すると以下のようになります。

さて、どこが日本語の漢字と違うか分かりますか?
多分、分かり辛いと思いますので、日本語の漢字も一緒に拡大してみます。

どうでしょう、分かりましたか?
良く見ると、簡体字は「11画」、日本語の漢字は「12画」になっていると思います。
この様に、「」を含む漢字は該当部分を上記の様に書き換えれば、簡体字になります。
以下に示す漢字は、左から順に「」,「」,「」の簡体字となります。

▼「」を含む漢字について

」は簡体字では「」と表記されます。
拡大すると以下のようになります。

この様に、「」を含む漢字は該当部分を上記の様に書き換えれば、簡体字になります。
以下に示す漢字は、左から順に「」,「」,「」の簡体字となります。

尚、「」と似たような変化をする漢字として、以下のような漢字があります。

▼「」を含む漢字について

」は簡体字では「」と表記されます。
拡大すると以下のようになります。

この様に、「」を含む漢字は該当部分を上記の様に書き換えれば、簡体字になります。
以下に示す漢字は、左から順に「」,「」,「」の簡体字となります。

尚、「」と似たような変化をする漢字として、以下のような漢字があります。

但し、一部例外があります。
例外に該当する漢字のいくつかを以下に示します。

以上の様に、必ずしも該当部分だけを書き換えればいいというわけではありません。

▼「」を含む漢字について

」は簡体字では「」と表記されます。
拡大すると以下のようになります。

この様に、「」を含む漢字は該当部分を上記の様に書き換えれば、簡体字になります。
以下に示す漢字は、左から順に「」,「」,「」の簡体字となります。

但し、一部例外があります。
例外に該当する漢字のいくつかを以下に示します。

以上の様に、必ずしも該当部分だけを書き換えればいいというわけではありません。

▼「」を含む漢字について

」は簡体字では「」と表記されます。
拡大すると以下のようになります。

この様に、「」を含む漢字は該当部分を上記の様に書き換えれば、簡体字になります。
以下に示す漢字は、左から順に「」,「」,「」の簡体字となります。

但し、一部例外があります。
例外に該当する漢字のいくつかを以下に示します。

以上の様に、必ずしも該当部分だけを書き換えればいいというわけではありません。

▼「」を含む漢字について

」は簡体字では「」と表記されます。
拡大すると以下のようになります。

この様に、「」を含む漢字は該当部分を上記の様に書き換えれば、簡体字になります。
以下に示す漢字は、左から順に「」,「」,「」の簡体字となります。

但し、一部例外があります。
例外に該当する漢字のいくつかを以下に示します。

以上の様に、必ずしも該当部分だけを書き換えればいいというわけではありません。

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