◆中国語の漢字「繁体字」について(その8)

中国語では「簡体字」と呼ばれる漢字が頻繁に使用されますが、
繁体字」も簡体字と同じくらい使用されています。

中国語で翻訳される漫画はほとんどが台湾・香港の出版社で発行される為、
使用される漢字は基本的に繁体字です。
また、ホームページ等も繁体字で記述されたものが多数存在し、
ドラマや映画の字幕にも繁体字が頻繁に使われます。
映像作品は発音が理解できれば繁体字が分からなくても問題無いでしょうが、
文書等は繁体字を知らないと理解する事はできません。

その為、簡体字だけでなく繁体字が理解できることも重要になるわけですが、
日本語の旧字体と比べると微妙に違っていたり、
大陸・台湾・香港で使用される繁体字にも、各々微妙に違いがあったりします。

そこで、このページでは該当する漢字のフォントサイズを極端に大きくして、
繁体字のどこが日本語の漢字と異なっているかを説明したいと思います。
尚、「繁体字」は背景色を緑色で、「日本語の漢字」は黄色で示します。

同系統の漢字をカテゴリー毎に分けて説明していますが、全ての漢字を扱っているわけではありません。
また、複数のカテゴリーに属する漢字については、関連項目として別のカテゴリーに飛ぶためのリンクを設定してあります。
リンク先が未完成の部分が存在しますが、将来的に作成する予定です。

▼「」を含む漢字について

」を含む漢字は、繁体字では以下のように変化します。

タイプA:簡体字と同様の変化をする。
タイプB:日本語の漢字と同じまま変化しない。

この様に、「」を含む漢字は該当部分を上記の様に書き換えれば、繁体字になります。
以下に示す漢字は、左から順に「」,「」,「」の繁体字となります。

タイプAの場合

タイプBの場合

但し、一部例外があります。
例外に該当する漢字のいくつかを以下に示します。

以上の様に、必ずしも該当部分だけを書き換えればいいというわけではありません。

▼「」を含む漢字について

羽(羽)」を含む漢字は、繁体字では以下のように変化します。

タイプA:簡体字と同様の変化をする(但し、「」などのように「羽(羽)」が上側にくる場合は、「」の1画目と4画目を撥ねない)。
タイプB:タイプA」と同じだが、「」などのように「羽(羽)」が上側にくる場合は、「」の1画目と4画目を撥ねる。
タイプC:」が「」に変化する。

この様に、「羽(羽)」を含む漢字は該当部分を上記の様に書き換えれば、繁体字になります。
以下に示す漢字は、左から順に「」,「」,「」,「」,「」,「」の繁体字となります。

タイプAの場合

タイプBの場合

翼 勠 慴

タイプCの場合

但し、一部例外があります。
例外に該当する漢字のいくつかを以下に示します。

蓊

以上の様に、必ずしも該当部分だけを書き換えればいいというわけではありません。

▼「」を含む漢字について

」を含む漢字は、繁体字では以下のように変化します。

タイプA:」が「」に変化する。
タイプB:」と同じまま変化しない。

この様に、「」を含む漢字は該当部分を上記の様に書き換えれば、繁体字になります。
以下に示す漢字は、左から順に「」,「」,「」の繁体字となります。

タイプAの場合

タイプBの場合

▼「」を含む漢字について

」を含む漢字は繁体字では少し変化します。
ここでは「」を例にして、どこが日本語の漢字と違うのかを説明します。
」は繁体字では「」と表記されます。
拡大すると以下のようになります。

どうでしょう、分かりましたか?
良く見ると、繁体字は「14画」、日本語の漢字は「15画」になっていると思います。
この様に、「」を含む漢字は該当部分を上記の様に書き換えれば、繁体字になります。
以下に示す漢字は、左から順に「」,「」,「」の繁体字となります。

但し、一部例外があります。
例外に該当する漢字のいくつかを以下に示します。

以上の様に、必ずしも該当部分だけを書き換えればいいというわけではありません。

▼「」を含む漢字について

」を含む漢字は繁体字では少し変化します。
ここでは「」を例にして、どこが日本語の漢字と違うのかを説明します。
」は繁体字では「」と表記されます。
拡大すると以下のようになります。

この様に、「」を含む漢字は該当部分を上記の様に書き換えれば、繁体字になります。
以下に示す漢字は、左から順に「」,「」,「」の繁体字となります。

但し、一部例外があります。
例外に該当する漢字のいくつかを以下に示します。

霪

以上の様に、必ずしも該当部分だけを書き換えればいいというわけではありません。

▼「」を含む漢字について

」を含む漢字は、繁体字では以下のように変化します。

タイプA:」が「」に変化する。
タイプB:」と同じまま変化しない。

この様に、「」を含む漢字は該当部分を上記の様に書き換えれば、繁体字になります。
以下に示す漢字は、左から順に「」,「」,「」の繁体字となります。

タイプAの場合

タイプBの場合

但し、一部例外があります。
例外に該当する漢字のいくつかを以下に示します。

菁

以上の様に、必ずしも該当部分だけを書き換えればいいというわけではありません。

▼「」を含む漢字について

」を含む漢字は、繁体字では以下のように変化します。

タイプA:」が「」に変化する。
タイプB:タイプA」と同じだが、「」の6画目(横棒)が、5画目より右側へ突き出ない。

この様に、「」を含む漢字は該当部分を上記の様に書き換えれば、繁体字になります。
以下に示す漢字は、左から順に「」,「」,「」の繁体字となります。

タイプAの場合

タイプBの場合

爭 浄 筝

▼「」を含む漢字について

」は繁体字では「」と表記されます。
拡大すると以下のようになります。

この様に、「」を含む漢字は該当部分を上記の様に書き換えれば、繁体字になります。
以下に示す漢字は、左から順に「」,「」,「」の繁体字となります。

尚、「」と似たような変化をする漢字として、以下のような漢字があります。

▼「」を含む漢字について

頼(賴)」を含む漢字は、繁体字では以下のように変化します。

タイプA:」の8~16画目が「」から「」に変化する。
タイプB:」と同じまま変化しない。

この様に、「頼(賴)」を含む漢字は該当部分を上記の様に書き換えれば、繁体字になります。
以下に示す漢字は、左から順に「」,「」,「」の繁体字となります。

タイプAの場合

タイプBの場合

▼「」を含む漢字について

」を含む漢字は、繁体字では以下のように変化します。

タイプA:」の4画目と8画目がからに変化する。
タイプB:タイプA」と同じだが、「」の18画目がからに変化する。
タイプC:タイプB」と同じだが、「」の4画目と8画目がからに変化する。
タイプD:タイプC」と同じだが、「」の4画目と8画目がからに変化する。

この様に、「」を含む漢字は該当部分を上記の様に書き換えれば、繁体字になります。
以下に示す漢字は、左から順に「」,「」,「」の繁体字となります。

タイプAの場合

タイプBの場合

麗 儷 驪

タイプCの場合

麗 儷 驪

タイプDの場合

麗 儷 驪

▼「」を含む漢字について

」を含む漢字は、繁体字では以下のように変化します。

タイプA:」のの6~8画目(中央部分)が少し変化する。
タイプB:」の総画数が11画から10画に変化する。
タイプC:日本語の漢字と同じまま変化しない。

この様に、「」を含む漢字は該当部分を上記の様に書き換えれば、繁体字になります。
以下に示す漢字は、左から順に「」,「」,「」の繁体字となります。

タイプAの場合

畢 篳 蹕

タイプBの場合

タイプBの場合

▼「」を含む漢字について

」は繁体字では「」と表記されます。
拡大すると以下のようになります。

さて、どこが日本語の漢字と違うか分かりますか?
多分、分かり辛いと思いますので、日本語の漢字も一緒に拡大してみます。

どうでしょう、分かりましたか?
良く見ると、繁体字は「8画」、日本語の漢字は「9画」になっていると思います。
この様に、「」を含む漢字は該当部分を上記の様に書き換えれば、繁体字になります。
以下に示す漢字は、左から順に「」,「」の繁体字となります。

但し、一部例外があります。
例外に該当する漢字のいくつかを以下に示します。

萸
腴

以上の様に、必ずしも該当部分だけを書き換えればいいというわけではありません。

▼「」を含む漢字について

」を含む漢字は、繁体字では以下のように変化します。

タイプA:簡体字と同様の変化をする。
タイプB:タイプA」と同じだが、「」の7画目(縦棒)が、6画目(横棒)より下側へ突き出ない。
タイプC:日本語の漢字と同じまま変化しない。

この様に、「」を含む漢字は該当部分を上記の様に書き換えれば、繁体字になります。
以下に示す漢字は、左から順に「」,「搜(捜)」,「」の繁体字となります。

タイプAの場合

タイプBの場合

叟 搜 嫂

タイプCの場合

叟 搜 嫂

▼「」を含む漢字について

」を含む漢字は、繁体字では以下のように変化します。
ここでは「」を例にして、どこが日本語の漢字と違うのかを説明します。
」は繁体字では「」と表記されます。
拡大すると以下のようになります。

この様に、「」を含む漢字は該当部分を上記の様に書き換えれば、繁体字になります。
以下に示す漢字は、左から順に「」,「」,「」の簡体字となります。

▼「」を含む漢字について

」は繁体字では「」と表記されます。
拡大すると以下のようになります。

この様に、「」を含む漢字は該当部分を上記の様に書き換えれば、繁体字になります。
以下に示す漢字は、左から順に「」,「」の繁体字となります。

▼「」を含む漢字について

」を含む漢字は、繁体字では以下のように変化します。

タイプA:簡体字と同様の変化をする。
タイプB:」の2画目(横棒)と5画目(横棒)が、1画目(縦棒)より左側へ突き出る。

この様に、「」を含む漢字は該当部分を上記の様に書き換えれば、繁体字になります。
以下に示す漢字は、左から順に「」,「」,「」の繁体字となります。

タイプAの場合

タイプBの場合

巨 拒 距

但し、一部例外があります。
例外に該当する漢字のいくつかを以下に示します。

渠
苣

以上の様に、必ずしも該当部分だけを書き換えればいいというわけではありません。

▼「」を含む漢字について

」は繁体字では「」と表記されます。
拡大すると以下のようになります。

さて、どこが日本語の漢字と違うか分かりますか?
多分、分かり辛いと思いますので、日本語の漢字も一緒に拡大してみます。

どうでしょう、分かりましたか?
良く見ると、繁体字は「6画」、日本語の漢字は「7画」になっていると思います。
この様に、「」を含む漢字は該当部分を上記の様に書き換えれば、繁体字になります。
以下に示す漢字は、左から順に「」,「」,「」の繁体字となります。

但し、一部例外があります。
例外に該当する漢字のいくつかを以下に示します。

腎

以上の様に、必ずしも該当部分だけを書き換えればいいというわけではありません。

▼「」を含む漢字について

」を含む漢字は、繁体字では以下のように変化します。

タイプA:簡体字と同様の変化をする。
タイプB:日本語の漢字と同じまま変化しない。

この様に、「」を含む漢字は該当部分を上記の様に書き換えれば、繁体字になります。
以下に示す漢字は、左から順に「」,「」,「」の繁体字となります。

タイプAの場合

タイプBの場合

但し、一部例外があります。
例外に該当する漢字のいくつかを以下に示します。

甍

以上の様に、必ずしも該当部分だけを書き換えればいいというわけではありません。

▼「」を含む漢字について

」は繁体字では「」と表記されます。
拡大すると以下のようになります。

さて、どこが日本語の漢字と違うか分かりますか?
多分、分かり辛いと思いますので、日本語の漢字も一緒に拡大してみます。

どうでしょう、分かりましたか?
良く見ると、日本語の「」は5画目がになってますが、
繁体字の「」は5画目がになってます。
この様に、「」を含む漢字は該当部分を上記の様に書き換えれば、繁体字になります。
以下に示す漢字は、左から順に「」,「」の繁体字となります。

▼「」を含む漢字について

」を含む漢字は、繁体字では以下のように変化します。

タイプA:簡体字と同様の変化をする。
タイプB:」と同じまま変化しない。

この様に、「」を含む漢字は該当部分を上記の様に書き換えれば、繁体字になります。
以下に示す漢字は、左から順に「」,「」,「」の繁体字となります。

タイプAの場合

タイプBの場合

但し、一部例外があります。
例外に該当する漢字のいくつかを以下に示します。

藉

以上の様に、必ずしも該当部分だけを書き換えればいいというわけではありません。

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