◆尖端が『なかよし』のシェアを長鴻から奪い取った

2010年3月1日(月)

▼尖端出版

昨日、尖端出版の公式ブログにて、驚きの情報が公開されました。

それは尖端が以下の作品の台湾版を4月に発行するというものでした。

 ・わたしに××しなさい!(遠山えま)
 ・ARISA(安藤なつみ)
 ・妖界ナビ・ルナ(菊田みちよ/池田美代子)
 ・ボンボンビザール(白沢まりも)
 ・ボーイフレンド(山田デイジー)
 ・ひとりじゃないこと(春瀬サク)

これらは全て『なかよし』の作品ですが、
『なかよし』の台湾版は、長鴻出版が10数年間に渡り支配してきた一大コンテンツであり、
長鴻以外の出版社が『なかよし』に連載した作品の台湾版を発行出来た事はほとんどありません。

長鴻以外で最も多くの作品を発行した事があるのは今は亡き大然出版ですが、
尖端は今まで一度も『なかよし』の作品を発行させてもらったことがありません

つまり、今まで『なかよし』に連載した作品の台湾版を発行した事が無い尖端が、
これだけ多くの最新作の版権を一度に手に入れたということは、
尖端が『なかよし』のシェアを長鴻から奪い取った可能性が極めて高いです。

また、10数年間に渡り長鴻が支配してきた『なかよし』のシェアを他社に渡したと言うことは、
今後、講談社が長鴻を切り捨てる可能性も十分考えられます。

現在の長鴻が財政難に陥っている事は、
最近の出来事から考えて間違いありませんので
これからも長鴻が支配してきたシェアが別の出版社に移動するかもしれません。

長鴻が持ち直すのか、更なる不幸が長鴻に降りかかるのか分かりませんが、
今後は、長鴻関連で色々大きな出来事が起こりそうな予感がします。

どうやら、今まで以上に長鴻の動向に注目する必要がありそうですね。


それにしても、尖端の成り上がりっぷりが半端ないです。

元々、尖端は青年漫画以外発行することが無かった(出来なかった)出版社ですが、
二大出版社(大然・長鴻)の衰退のお陰で、
『りぼん』、『ちゃお』、『なかよし』の三大少女漫画雑誌のシェアが手に入ったわけですから。

今の尖端には大然が存在した時代のイメージは全く残っていませんが、
万が一長鴻が倒れるような事があれば、尖端が更に調子付くのは間違いないでしょうね。