◆台湾に『台湾小学館』なる会社が誕生するようです

2010年5月1日(土)

▼台湾小学館

小学館が今年の6月に『台湾小学館』なる子会社を台湾に設立する事が明らかとなりました。

ニュースによると、台湾の「高雄軟體園區」という場所に1600万台湾ドルを投じて設立するらしく、
この地区に日本の企業が設立されるのも小学館が海外に投資を行うのも今回が初めてとの事。

台湾小学館のトップには白井勝也なる人物が就任するらしく、
5月の中旬には開幕式を行い、6月から事業を開始するみたいです。

設立後は台湾の企業と共同で「Digital Drill System」とか言うデジタル教育システムの開発を行い、
同システムを利用した電子書籍(デジタル学習教材)の販売を考えているようで、
台湾小学館を中継点として中国や世界中の中華圏への進出も視野に入れているみたいです。

今回のニュース記事には共同開発を行う相手の名前がありませんが、
この相手は恐らく「電腦股有限公司」じゃないかと思います。

何故そう思ったのかと言うと、1ヶ月程前に以下のようなニュースがあったからです。

そこには「台湾の企業が小学館と電子書籍分野で提携し、共同で新会社を設立する」とありました。

つまり、この時のニュース記事に書かれていた提携相手が「國電腦股有限公司」なんです。

この企業は電子書籍に関する技術力はあるそうですが、肝心のコンテンツを持っていないらしく、
そこを小学館との提携で補う事により、電子書籍市場の発展を目指す考えのようです。

この時のニュースと今回のニュースには「電子書籍」と「小学館」と言う共通の話題がありますので、
恐らく両者は同一線上の話ではないかと思います。

日本でも電子書籍の話しがチラホラと出始めていますが、
日本ではなくわざわざ海外で行おうとするのは、
多分、取次ぎや書店、印刷会社との関係を気にする必要が無いからでしょうね。

台湾小学館の事業が成功するのかどうか分かりませんが、
取り敢えず、今後の台湾小学館の動向に注目してみようかと思います。